2018/06/09 東京地区国公立大学対校

河合・土田・橋岡が800m でワン・ツー・スリー フィニッシュ!

井上が5000mで3位!!!

上柚木公園陸上競技場にて東京地区国公立大学対校戦が行われた。東工大は東京大学を上回る男子総合得点2位を目指し、見事にそれを達成した。

中距離パートからは800mと1500mと5000mに出場した。800mでは上位3位を独占した。1500mでは選手のコンデション不良のなか、河合と箱崎が2位と4位入賞を果たした。5000mでは井上が3位に入った。それぞれ今後につながる結果を出すことができた。

マイルリレーでは失格になったものの、林と芝江が49秒台で回り、今後の対校戦へのアピールに成功した。

オープンの部では佐々木が自己記録を更新した。

800m 対校

河合が引っ張り、土田と橋岡が54秒台を出すことを狙った。しかし、河合があまりハイペースで引っ張ることは出来ず、後半勝負の展開に。土田と橋岡と同じくらいの力を持つ東大の選手との競り合いになったが、僅差で勝つことができた。

動画

結果

800m決勝 1 河合 正貴 1'56"15 1着 優勝(8点)
2 橋岡 大亮 1'56"59 2着 2位入賞(7点)
3 土田 周治 1'56"66 3着 3位入賞(6点)

選手コメント

土田

正直予選から緊張したけど、あとからすればかなり余裕がある試合だった🍀1日2本や、余裕を持った着取りなど今後への大きな自信と経験になったと思う🍀タイムが出なかったのは残念だけど、また今度がんばる🍀というか体力的にタイムを狙うのは難しかったような気もする

橋岡

ポインターとして800は初めて出場しました!応援ありがとうございます!ラストまで貯めまくって最後の直線でそこそこのドキドキ感は演出できたと思います。いい練習になりました。ドン底5月を乗り越えてやっと加速の兆しが見えてきました。何よりまず800の1・2・3フィッシュが出来、21点満点を取ることが出来て嬉しかったです!粘りは700までの余裕度で決まるのがわかりました!暑い中の応援ありがとうございました!


予選動画

1500m 対校

関東インカレの疲労が強く残る河合は東大の近藤選手との戦いに挑んだ。ラスト勝負ではなく、中盤を引っ張るスタイルに挑戦した。やはり疲労が濃く、終盤近藤選手に前に出られて、ラスト100mで抜き返すも、最後差し替えられた。箱崎は怪我で満足な練習ができていない中、無難にまとめた。まだ調子が上がりきっていない井上はラストの競り合いに負けてしまい、入賞を逃した。

結果

1500m TR決勝 1 河合 正貴 3'54"20 2着 総合2位(7点)
1 箱﨑 喜郎 4'05"82 4着 総合4位(5点)
1 井上 暁人 4'08"41 9着 -

動画

選手コメント

河合

1500m負けてしまったのと、800mで全然引っ張れなかったのとで、今回の対校戦はボロボロだった。カンカレの疲労が抜けきっていなくて、メンタル的にも上がってこない。今回のレースで自分の現状がよく分かったので、なる早でコンディションを整えられるようにしたい。

箱崎

普段なら絶対に負けないはずの相手だったが、こちらの状態があまりにも悪かった。本調子ならラスト200からでも追いつけた。



5000m 対校

持ちタイムのランキングでは4位の井上は酷暑の中のスローペースのレースで余裕を持って走っていた。結局ペースはラスト1周まで上がらず、ラスト300mからの勝負となった。
昨年の9位から大幅に順位を上げ、力がついていることが確認できた。一方で、まだスピードの面では調子が上がってきていないため仕方がないが、優勝のチャンスを逃したという意味では残念であった。

結果

井上 暁人 15'33"74 3着 3位入賞(6点)

動画

選手コメント

井上

全体としては1500も5000も現状通りの実力を出せたと思う。1500はやや思い通りにいかなかったが、まだ練習の裏付けが弱いし、レース展開の読みが甘かった点で結果に繋がらなかったのだと思う。だから評価としてはまあまあ。元々14大につながるレースを目標としていたので、次回に生かせればいいと思う。一方5000mは当日大変暑いコンディションとなり、スロー展開になれば勝機が見えると考えていた。実際その通りになって中盤は首都大をマークしつつ、リラックスして集団についた。3000過ぎから若干ペースが上がり、集団が8人になってからはいつラストスパートがかかるかを伺い、ラスト300で一気に仕掛けた。そこまで余裕を残せていたのと、実際に5000系の練習でラスト400のペースアップの練習を積んできたのでうまくハマったと思う。ただ先頭の2人には追いつけず、実力者とのスピードの違いを感じた。余裕度もあると思うが、そのあたりがまだまだ弱い。3、4着争いでラスト100の展開の仕方はうまく行ったので、ラスト勝負のやり方は今後色々試して見たいと思う。

800m オープン

結果

1組
1 林 孔健 1'58"23 3着 歴代22位
1 芝江 柾葵 1'58"28 4着 -
2組
2 小川 大介 2'03"41 2着 -
2 中村 勇太 2'05"18 5着 -
3組
3 佐々木 亮一 2'03"78 2着 PB
3 一條 敦弘 2'10"66 7着 -
3 角野 裕之 2'12"07 8着 -

動画

1組
2組
3組

選手コメント

800はsbは出たものの日頃の練習からするとあまり満足のいくものではなかった。はじめの400を遅く入るのはいいが、はじめの200があまりにも遅すぎるのが原因だと思う。

芝江

学会の運営の手伝いが5〜8日であるため、出場するかも未定の状態で、調整も前日に20"jogと軽いタバタのみという状況だったのに、ここまで結果が出てかなり驚いている。

小川

最初突っ込もうと思ってたが、先頭の後ろにくっついたが、スローペースすぎて、一週目が遅くなりすぎた。300から早めにスパートをかけて二周目で挽回できたのは良かった。結果的に、思ったより悪くなかったが、もっと序盤で前に出て引っ張っても良かったかもしれない。

中村

予定よりも遅い展開だったので余裕が持てたからか2周目は予定通りだった。フォームは徐々に安定してきた(もともとそんな安定してない)がまだまだ。中盤全身使って走るのは全くできなかった。残り350で意識したが残り300で持たなかった。やはり背中とか上体がまだまだ。でも大きく崩れなかったのは良かった。まあゆっくり入って保険掛けたから当然ではあるが。ラスト200から上げても最後失速してしまったので400〜600をもう少し粘ってラスト120くらいで出すのがやっぱりいいんだろう。

佐々木

目標タイムには届いてないがPBも出せてかなり満足のいくレースだった。ラップは29.8-31.2-31.5-31.3とほとんど落ちることなく走れた。1周目は一條が先頭に立ってくれてレースを作ってくれたので2周目から飛び出してラストまで行った。最後に東大の小川に刺されたのは悔しいが後半単走という点も踏まえて今回のレースはうまく走れたと思う。次は前に人がいるレースで400を59、600を90で通過できると良いと思う。

一條

爆死でおまけに左足ケガしたからいいこと一つもなかった....。もともと水曜日の練習後から足の状態がかなり悪いなとは思っていたが、棄権はイヤだった。最初は1周59ペースで予定通りだったが300過ぎで足が完全に固まってしまった。それ以降は話すことありません。